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ディスクリプションとは?どんな意味があるの?

更新日:2024/11/11

公開日:2021/11/01

ディスクリプションのイメージ
ディスクリプションは、Webサイトの検索結果の一覧で、サイトのタイトルの下に表示されるページの概要を記した文章です。ユーザーがページをクリックするか判断する決め手になるので、クリック率を上げるためにどんなディスクリプションにしたらいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?ここではディスクリプションのクリック率向上に繫がる書き方やSEOに効果的な書き方についてご紹介します。

ディスクリプションとは

ディスクリプションとは、掲載コンテンツを検索エンジンに伝えるためにWebページに記述するhtmlのmetaタグです。metaタグは、人に対してではなく、検索エンジンやブラウザなどのシステムに対して情報を伝えるためのタグのため、Webページには表示されませんが、検索結果画面に表示されます。

検索ユーザーは、ディスクリプションを見て検索結果に表示されたタイトルをクリックするか判断するので、内容を見てみたいと思わせる文章が求められます。検索エンジンにページの内容を認識させる役割では、記事内容を象徴するキーワードが含まれいて、ページ内容が端的に説明されていることが重要です。

メタディスクリプションを設定しないとどうなるの?

サイトをユーザーや検索エンジンにアピールする重要な役割を担っているディスクリプションですが、設定しなくても自動で生成されます。しかし、検索意図に「合っていそうな部分」をサイト内のテキストからつぎはぎで文章が生成されるため、何のページかわかりにくく、クリックもされにくくなります。

したがって、メタディスクリプションは、ユーザーや検索エンジンのことを考えてページ内容に合った文章を設定した方が良いでしょう。

ディスクリプションの書き方

では、具体的にどのようなディスクリプションを書くとクリック率向上やSEOの効果に繫がるのでしょうか。ディスクリプションを作成する場合に気を付けたい4つのポイントをご紹介します。

対策キーワードを盛り込みページ内容に即した説明文にする

検索ユーザーは、何らかのキーワードで知りたい情報を探しています。検索結果もそのキーワードが含まれていることを前提にユーザーが求める情報に最適だと思われるページを表示するので、対策キーワードを盛り込むことは重要です。そのうえでページの内容に即した説明文にしましょう。

ディスクリプションは設定していても必ず表示されるわけではなく、ページ内でより検索キーワードに合ったテキストがあればそちらを表示することもあります。ですのでページの内容に即していることは、説明文を作成するポイントです。

最適な文字数で書く

検索画面に表示されるディスクリプションは文字数制限が決まっています。PC画面は90~120文字程度、スマホ画面は70文字程度です。文字数が長くなると文末に「…」と表示され、その先は省略される仕様になっています。検索画面1ページには基本10件のサイトが表示されますが、ユーザーは情報を隅々まで読まずに検索したキーワードを視線で追って目的のコンテンツを探すので、スマホ画面の文字数制限が70文字というのを考慮し、PC画面の場合においても大切なキーワードはなるべく前半にまとめた方がユーザーに伝わりやすいでしょう。

ページ毎に固有の説明文にする

ブログの記事が長かったり、通販サイトの商品ページで商品点数が多かったりするとページが何ページにも渡ることがあります。このような時に、ページが変わっても同じディスクリプションを設定しがちですが、SEOの効果の点から見ると、重複コンテンツと見なされ、あまり多くの重複コンテンツをそのまま載せているとサイトの評価が下がる可能性があります。

したがって、ディスクリプションでは、ページ毎に固有の説明文を載せるようにしましょう。それが無理であれば、ディスクリプションを記述しないという選択もできます。その場合は、検索エンジンがサイト内のテキストコンテンツから「つぎはぎ」した文章を自動で生成し表示します。

ユーザーがクリックしたくなるような内容にする

ユーザーが思わずクリックしたくなるような内容にするには、ユーザーの役に立つ情報を盛り込むことがポイントです。どんな人も自分に関係ないと思う情報はクリックしませんよね。それにはまず、記事で情報を伝えたい相手は誰なのかターゲットを限定する必要があります。さらにこの記事を読むことによって、ユーザにどんなメリットがあるのかを示すことが重要です。

例えば、この記事を読めば「~になれる」、「健康にやさしい」、「効率が上がる」など、ユーザーがどのような体験をし、どんな変化が得られるのかがわかれば、記事を読むかどうか判断しやすくなります。また、これらをわかりやすく伝えるように留意しましょう。

ユーザーのためになる情報でも、説明が回りくどいと読みたいという気持ちにはなれません。文章の構成を考えるときに結論を先に持ってきたり、ユーザーに伝わりやすい言葉や表現を選ぶことによってより伝わりやすい説明になります。

ディスクリプションの設定の注意点

キーワードを盛り込みすぎない

ディスクリプションに対策キーワードを盛り込むことは、SEOの効果に繫がるポイントとして紹介しましたが、キーワードを詰め込みすぎて意味がわからない文章になってしまうとクリック率が下がってしまう可能性があります。どれだけキーワードを含めるかよりもどれだけ自然な文章になっているかに気を付ける方が結果的にSEOの効果に繫がるといえるでしょう。

まとめ

この記事では、ディスクリプションのクリック率向上に繫がる書き方やSEOに効果的な書き方についてご紹介しました。ディスクリプションは、タイトルタグと共に検索結果に情報を伝える役割を持っていますが、検索で上位に表示されても分かりやすい文章になっていなければ、ターゲットとなるユーザーに興味を持ってもらえません。ユーザーが求めていることは何かを意識し端的で分かりやすい説明を最優先に心がけましょう。

Webサイトを活用して売上げをアップさせるには、まずサイトに来てくれるユーザーの母数を増やさなければなりません。検索結果に表示されるディスクリプションは母数を増やすには有効ですが、流入したユーザーに商品やサービスを購入してもらうためには、ユーザーニーズに合った情報と購入にいたるまでの導線設計が重要になってきます。
PAGE Deliveryは、ユーザーニーズに寄り添ったコンバージョンまでの情報設計をご提案いたします。

 

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